【3月14日は何の日?】
3月14日は一般的にはホワイトデーですが、沖縄の3月14日は「サーターアンダギーの日」なんです。
沖縄のアーティスト「シューベルトまつださん」が2004年3月14日に「サーターアンダギーの歌」を発表し、その記念として「サーターアンダギーの日」を記念日登録したそうです。
【サーターアンダギーの語源】
そもそも、サーターアンダギーを訳すとどうなるのでしょうか?
答えは「砂糖天ぷら」です。
サーター:砂糖 アンダ:油 アギー:揚げる
を繋げてサーターアンダギー=砂糖を油で揚げる
つまり、砂糖天ぷらとなります。
また、沖縄のドーナツって言われ方もします。
因みに、宮古島ではさたぱんびんと呼ばれるようです。
さた:砂糖 ぱんびん:揚げ物
を意味します。
同じ沖縄でも方言が異なるんです。
【サーターアンダギーの歴史】
さて、サーターアンダギーはいつから沖縄で食べられるようになったのでしょうか?
それは琉球王国時代まで遡ります。(1429年~1879年)
宮中の料理人たちが料理の技術を学ぶため、中国や鹿児島へ渡り、料理やお菓子作りを学び、サーターアンダギーが生まれたとされています。
サーターアンダギーは表面に割れ目を生じる形状から、「女性」を象徴するお菓子と言われていて、結納時に縁起物として食されたりします。
その一方で男性にはカタハランブーと呼ばれる食べ物が結納時に食されるそうです。
【サーターアンダギーの作り方】
(材料)約20個分
薄力粉:320g、ベーキングパウダー:小1.5、黒糖(粉末):150g、太白ごま油:大1、卵 :2個、揚げ油・太白ごま油:適量
(作り方)
1.ボウルに黒糖、卵をよく混ぜ合わせる。太白ごま油をいれてさらに混ぜ合わせる。黒糖は粉場が便利です。
2.薄力粉とベーキングパウダーをふるいにかけたものをさっくり混ぜる
3.練らないように粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜる。
4.手のひらに分量外の太白ごま油を塗りピンポン玉より、小さめに丸めます。ゆっくり油に入れます。
5.揚げ油は太白ごま油を使います。150度~160度ぐらいの低い温度に温めておく。
6.高温度にならないように気を付けてじっくり火を通します。高温だと生焼けになります。
7.ゆっくりひっくり返すとキレイに割れ目が出来てきます。あとは、ゆっくり揚げます。
8.竹串で中まで火が通っているか確認し出来上がり!お好みできな粉などをかけても美味しいです。
作り方参考URL:https://cookpad.com/recipe/4389687
表面はサクサクしていて、中はふっくら。
沖縄ドーナツのサーターアンダギーをホワイトデーのお返しにどうぞ!