本部町におけるクロマグロ養殖は本部漁協と地域の協力の下、1990年(平成2年)に始まりました。
沖縄の海は海水温が高いところから、成長が良いと大いに期待され、その期待通り素晴らしい品質のマグロを生産することができるようになりました。
本部町で養殖されたクロマグロの品質は全国の魚市場で高い評価を得ております。
生産量は徐々に増加して今では毎年400トンのマグロがここ本部町から全国の魚市場を通して寿司屋、鮮魚店、百貨店、スーパーマーケット等で販売されています。
今、日本国内では毎年1万トンを超す養殖マグロが生産されています。
養殖業者は大小あわせて100経営体を超え、西日本を中心に各地でマグロが養殖されています。
市場も国内のみならず海外市場へも拡がっていきます。
このようにマグロ養殖が日本各地で拡がり大きな産業になることができたのは、当地でのマグロ養殖事業の成功があったからと言っても決して過言ではありません。
本部町は日本のマグロ様繁殖発祥の地とも言えるかもしれません。
一般社団法人 本部町観光協会より