沖縄では旧暦で行事を行うことが多く、お盆は旧暦の7月13日~15日に行われます。 2015年のお盆は新暦で8月26日~28日となっています。(場所によっては、29日までとなります) 地域によってはお盆前の行事もあり、旧暦の七夕にお墓に行き、 掃除や供え物をし、「もう少しでお盆ですよ」と報告をします。 お盆期間中の3日間を1日目(ウンケー)2日目(ナカヌヒ)、3日目(ウークイ)と分けますが、場所によっては4日目にウークイする所もあります。 ウンケー(お迎え)は旧盆初日に行い、祖先の霊をお迎えする儀式です。 仏壇に花や、果物、島酒、お茶などを飾り、ちょうちんを灯してお迎えをします。 ナカビは2日目。この日は、祖先も家に帰ってきてゆっくりしているようなので 特に行事的な予定はありません。そのため、この日に身内の家に行って仏壇にお参りする、あいさつ回りをすることが多いです。 ウークイは3日目、旧盆で最も重要です。 先祖をあの世へお見送りする儀式です。 その為ウークイには必ず家族が集結し、1年の出来事を報告します。 それぞれの家族がウチカビ(あの世のお金)を3枚ずつ用意し、それを燃やして一緒にお見送りをします。 ウチカビの数は集まった家族の数に比例します。 子、孫、曾孫と子孫が繁栄するとそれだけおじー&おばぁは沢山のウチカビを持って帰る事ができ、 あの世で裕福な暮らしができると言われています。
沖縄のイベント
沖縄のお盆 (ウンケーとウークイ)
