先日、県内のユニークで興味深いスポットを紹介する冊子で気になった、亜熱帯の地に自生する不思議な根を持つ大木というタイトルで目にしたページのサキシマスオウノキ(東村)へ探しに行ってみました。那覇市より高速で約1時間半ほど。福地川海浜公園近くにあります。看板も出てはいますが見落としがちな小さな看板です。案内通り進んでいくと(約車一台通れる路地)駐車場に行き当たります。(10台ほど駐車できます)
少し進むと専用デッキが設けられていて2か所の角度から見ることが出来ます。板状の曲がりくねった根っこがありすぐにわかります。
調べてみると村の天然記念物に指定され奄美大東島以南に分布し湿った場所で育ちやすいためマングローブや川辺で見ることが出来るそうです。
この川田集落のサキシマスオウノキは県内での大きい方で、樹高18m、胸高周囲は2.9m、板根は12本あり見事な流線型は本島でも最も発達しているそうです。
正面から見て左側に小さな拝所もあります。この拝所は川田集落の創設の始祖の墓だそうです。その始祖は北山王統の拠城、今帰仁グスクの城主の子孫と言われているそうです。県内にも多くマングローブ生息しています。次回見る機会に注意して探してみるのも楽しみの一つになりました。
※見学無料、駐車場有、休憩所あり、トイレ無