末吉宮は王朝官社時代の琉球八社の一社で、俗に「社壇」「首里社壇」などと称され資料では尚泰久王の時代(1456年頃)天界寺鶴翁和尚が熊野三所権現を勧請して祀ったという。
お宮は、本殿、拝殿、祭場からなり、拝殿は大正2年に倒失、大小二つの岩山を結ぶ独特の石造階段です。
全体と本殿は昭和11年旧国宝に指定された。(先の大戦で罹災、昭和47年復元)
お昼頃に行ったのですが、お坊さんがお経を唱えていらっしゃいました。
山の上の末吉宮から見える景色はこのような感じでした。
また末吉宮へは末吉公園側から行く方法と大名口参道からも行けます。
今回は険しい道の方の大名口参道から行きました。
道なりに歩いて行くと、木の鳥居が見えてきます。
末吉宮の周辺には、イベ、御嶽拝所が多くありました。
古くから一大聖地を形成し霊場として朝野の信仰を集めてきた様子が偲ばれます。
末吉宮に向かう前に私たちは初め、このような拝所から参拝をしました。
とても険しい道でしたので行かれる方は十分にお気を付け下さい。
【末吉宮】 那覇市首里末吉町1丁目8