このガジュマル群の生育地は、波平東門(はんじゃあがりじょう)と呼ばれる集落の遊び庭(アシビナー)で、
昔から十五夜遊び、観月会など憩いの広場、豊年祈願の場として使われ、子ども達の遊び場としても利用されている。
戦前には、広場に10本のリュウキュウマツの巨木とともに数本のガジュマルの大木があったが
艦砲射撃により消失、損壊し、2本のガジュマルだけが生き残った。
戦後に篤志家により、3本のガジュマルが補(移)植され、現在に至っている。
5本のガジュマルは数メートルずつ離れて生えているが、枝条が横に広がり、樹冠が一体化した状態で広場全体に緑陰を形成している。
探しに出かけてみてはいかがですか?