南山繁栄を支えたといわれる泉。
『 琉球国由来記 』にも記述がある嘉手志川(カデシガー)は字大里では、ウフガーと呼ばれ、ンブガー(産井泉)として大切にされています。
豊富な水量を誇り、古くから周辺地域に豊かな恵みをもたらしてきた。
普段でも拝む人が多く、他地域からも相当数の字大里の門中や南山にゆかりがある人々が訪れます。
一年を通じて枯れる事がない嘉手志川(カデシガー)の水は、集落の人たちに大切に利用されてきました。
子供たちが水遊びをしたり、大人たちが洗濯や食材を洗ったり、昔から生活に欠かせない交流場所でした。
水道が普及し普段の生活に利用されることは減りましたが、今でも遊びや憩いの場として利用されています。
大きなガジュマルもあります。