瞬天王統三代目の王である義本の時代(概ね1350年くらい)、『 屋良ムルチ 』と呼ばれるこの池に大蛇が住んでいて、暴風を起こしたりして住民に厄をおよぼしていました。
村人達は、少女を生贄としてささげ、厄を沈める習慣がありました。
ある年、非常に親孝行な娘が生贄に選ばれ、彼女は周辺の村の人達を救えるのならと年老いた母を残してそれを受け入れる覚悟をします。
生贄の儀式がはじまり、娘が大蛇に身を捧げようとしたときに、天から突然神が現れて大蛇を退治してくれました。
それで、娘は無事に村に帰る事ができました。
後にこれを聞いた義本王はとても喜び、この娘を王子の妃として向え入れ、娘は母と一緒に幸せに暮らしたそうです。
現在は、大蛇ではなくワニガメが生息しているとか!