村指定史跡 『 ペリーの旗立岩 』 中城村新垣
1853年5月26日、那覇港に来航したペリー提督一行は12名の奥地探検隊を編成し5月30日、沖縄本島の奥地と東海岸を探検する目的で、首里城から出発しました。
一行は本島東側の中頭方東海道(通称:ハンタ道)を通り西原から中城に入り、南上原→北上原→新垣→中城城を経て北上して行きました。
一行は途中、新垣で本島の東西の海岸を見渡すことのできる風光明媚な岩山のそばで休憩をしました。
そして、その岩山の上に星条旗を立て、岩山征服を記念して祝砲を撃ち、この岩を旗立岩(Banner Rock)と名付けました。
地元では、この旗立岩のことを『 ターチー岩(ふたつ岩) 』又は『 ターチャー岩 』と呼んでいましたが、中城村では、このペリー探検隊の出来事に由来して、この岩を『 ペリーの旗立岩 』と称し平成9年(1997年)に史跡に指定しました。
案内板より