『 百按司墓(ムムジャナバカ) 』 今帰仁村運天
百按司墓(ムムジャナバカ)と呼ばれ、墓名の示すように沢山の按司クラスの人物を葬った墓である。
『 中山世譜(ちゅうざんせいふ) 』に『 監守貴族 』とあるので第一尚氏の監守貴族が葬られているのであろう。
明治20年代の第一墓所から第四墓所まで修復がなされ、石積み囲いの状態で今でも残っています。

第一墓所には漆塗りの木棺(もっかん)があったのを修復し歴史文化センターに展示してある。
中には北山王の墓として拝む人たちもいる。
墓は半洞窟の内にザフンと呼ばれる木材を使い家型の建物をつくり、小型の木棺に集骨して入れてあった。
今帰仁村指定の文化財である。
案内板より <m(__)m>