正面の森が惣慶区の御嶽でアガミと呼ばれ祖霊神が祀られていると考えられています。
御嶽の近くには、旧家の家屋敷と神アシャギがあります。
アガミ山を中心に旧家から分かれた新しい家が海岸に向かって末広がりに家屋敷が作られていました。
むかし祭祀の日には、漢那から招いたノロと惣慶の神役の女性らが白衣に身を包みアガミ山で豊穣の祈りが捧げられていました。
日本が第二次大戦に突入した戦時下に、現在、見る神社風のお宮を創り波之上宮から神を分神し祀りました。
出兵兵士は武運長久をお宮で祈り戦場におもむきました。
その後、アガミ山はお宮と呼ばれるようこうなりました。
アガミ山には、やんばる特有の樫と椎の老木が残されていることから昔は深い森に覆われていたと考えられます。
『惣慶誌』
宜野座村教育委員会より
『 惣慶根性 』
現在は、惣慶児童公園として集落の憩いの場として利用されています。
惣慶集落には村を守る3体のシーサー(石獅子)が鎮座しています。
ちょっことだけ、ご紹介いたしますね~💛
① 久志岳の返し石獅子 【北側】
② 安部﨑の返し石獅子 【東側】
③ 恩納岳の返し石獅子 【西側】
惣慶集落は見どころ満載な集落です、この機会に出かけてみてはいかがでしょうか ❓