『 仲順大主之墓(なかじゅんうふぬしのはか) 』
この岩山の北側の岩根を掘り込んで造られた『 仲順大主之墓(なかじゅんうふぬしのはか) 』がある。
仲順大主は、仲順村の創建者といわれる。
1259年に英祖に王位を譲り、放浪していた義本王を匿ったとの伝承があることから13世紀中葉の頃の人物だと考えられる。
エイサー曲で有名な『 仲順流り 』も仲順大主にまつわる伝承が念仏歌になっている。
お墓は、ガジュマルの根が岩に食い込む様にして広がって、墳墓の崩壊を防いでいるようにみえる!\(◎o◎)/!
仲順大主は13世紀中頃の人で、隣接する喜舎場集落の開祖、喜舎場公と同年代に生きた人物のようである。
互いに協力し合って村を拓き、後の世に集落の開祖として祀られることになったのだろう。
今度は、喜舎場公を訪ねたいと思います。